サプリメントに使われている主な成分を紹介しています。
|
ビタミンD |
●サプリメント成分説明
ビタミンDとは、脂溶性のビタミンで、骨や歯の健康に不可欠なビタミンです。カルシウムやリンの利用率を高める作用があると言われています。食べ物から摂取するほかに、太陽の紫外線を浴びることでも生成されます。そのため、日光に当たることが極端に少ない生活をしている人以外は不足する心配はないビタミンです。
食事から摂取したビタミンDは、肝臓や腎臓で活性型ビタミンDとなり、腸でのカルシウム吸収を促進させ、血中のカルシウムを骨へ運ぶ働きがあります。紫外線にあたると皮膚の脂肪に作用して作り出され、主に肝臓に蓄えられます。また、ビタミンDは骨だけではなく、筋力を高める効果もあるので、高齢者が転倒しないようになど、身体の安定性を高める働きもあります。ビタミンDが不足すると、子どもでは「くる病」、成人では「骨軟化症」などになりやすくなります。また、過剰摂取をすると、高カルシウム血症、腎障害を引き起こす恐れがあります。
ビタミンDが多く含まれている食品は、鮭、しいたけ、しらす干しなどがあります。
|